RENNディスクホイールの修理
先日の波乗りTTで”あれ?コーザイはディスクホイール持っていたのでは”と思われた方!正解!RENNのホイールを持ってはいたのです。
が、ひたちなかのTTTで使って、その後練習でつかったところリムがディスクから剥がれてしまいました(笑)
そのために長い間お蔵入りしていました。
重い腰を上げて修理してみました(レース後かよ!!)
リムが剥離したのは全周の1/3程度。
接着が残っている箇所はスクレーパーを差し込んで剥がしていきます。
これが第一の関門でした。手は痛くなるし、勢い余ってスクレーパーで手を切ってしまうし(傷は浅かったですが)…。
何とか剥がせました。
接着シロすくねーーーー!!
5mmくらい。しかもハニカムの端面だから潰れには弱いやねぇ。あんまりいい設計とは言えません。
剥がせたら接着するのみ。
接着剤は信頼のアラルダイトを使います。
東急ハンズでアラルダイト・スタンダード(AW-2011)を買ってきました。
手持ちでもあるのですが、だいぶ古い上に車の中の高温多湿環境で保管していたので品質に心配がある為新しく購入。
念のため2セット買いました。
これは完全硬化まで12時間、ゆっくり作業できますし強力です。
(少し熱に弱いけどね…耐熱を考慮するなら2014を選ぶべきですな)
リムの内側とディスクの接着面をサンドペーパーでサンディングします、そして接着。
エポキシ系などの接着剤の接着の基本は、接着する物の両面に薄~く接着剤をこすりつけるように塗布し(濡れ性の確保)てから、片面の接着中心部にモリっと接着剤を乗せて接合します。
そして、端から接着剤が溢れてくれば、盛ったところから端にまで接着剤が充填されているということになります。
そして、溢れた接着剤はフィレットを取るようにRのついたヘラで削ぎとります。
ほとんどの接着剤が無駄になるけど、確実な接着のためにはしょうがない!!
こんな感じ(笑)
心配したとおり、リムの端の隙間が開いてしまう…バンドで締め付けたりしたけど余りうまくいかない。床に押し付けてゴロゴロやったら隙間はOKになった。
が、予想外の事態が!
リム面の縦ブレは接着時に出す設計らしい!!
何も考えずにリムをディスクに押し込んだら、縦ブレが超ひどい!!(笑)
リムを引っ張ったり押したりして接着剤で手がベトベトになりながら、なんとか許せる範囲まで縦ブレを修正。
ふう、酷い設計だ(笑)
なんとか出来上がり。
一晩硬化させ、40kmほど試走して、大丈夫そうなのを確認。
さて、次使うのは何時かな…。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
この連載とても勉強になります!(ぉ
投稿: oyama | 2010年11月25日 (木) 00:55
連載ではありません!これで完結です!!(笑)
投稿: こーざい | 2010年11月25日 (木) 08:14